日経平均 | 36,119.92円 ▼40.74円 |
為替 | 1ドル=147.94円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 19億1,350万株 |
売買代金 | 4兆9208億09百万円 |
値上り銘柄数 | 878銘柄 |
値下り銘柄数 | 1,233銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 118.94% |
市況概況
好決算で買われるものも見られたが総じて手仕舞い売りに押されて冴えない展開
米国株は堅調となったが、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が売られたことから売り先行となった。
節目と見られる36,000円水準で寄り付いた後も売り気配から始まる銘柄なども見られていったん下値を試す展開となったが、好決算を発表した銘柄などがけん引する形で指数が押し上げられ下げ幅縮小となった。それでも36,000円を超えてさらに上昇となると今度は手仕舞い売りに押されて昨日の終値を超えると売られ、再度軟調となった。案外値持ちは良いものの冴えない展開となった。
昼の時間帯も特に動きは見られず、後場も安く始まったものの36,000円を割り込むということでもなかったが持高調整と見られるようなまとまった売りが出ると一気に36,000円を下回ってさらに下落、35,800円台まで大きく売られた。
特に理由があったということでもないので、すぐに底堅さが確認されると買戻しも入り、再度36,000円を超えるという状況だった。その後は値持ちも良く、最後は買戻しもあって本日の高値圏での引けとなった。
小型銘柄は案外値持ちもよかったが、じりじりと値を消す銘柄も多く総じて軟調だった。グロース250指数やグロース株指数は軟調だった。先物はオプションSQ(特別清算指数)算出に絡むヘッジと見られるようなまとまった売り買いが散発的に見られ、指数を右往左往させる形となった。オプションSQに絡んでの持高調整に振らされた形だ。
米国株も何とか指数は堅調だったものの上値も重く、日本市場も決算発表が出揃ってきているところでサプライズ的な好調な決算も少なく、どちらかといえば「良いことは良いが・・・」というような決算が多いような気がする。中国リスクや米国の金利リスク、地政学リスクもあるなかで金融緩和の終了も取りざたされるとなかなか買えないということなのだろう。
テクニカル分析
日経平均
36,000円を中心とした保ち合いが継続しているという状況だ。25日移動平均線や基準線が上昇してくるところでのサポートを確認することになるのだろう。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。