この記事は2024年3月11日(月)に「羊飼いのFXブログ」で公開された「齊藤トモラニ氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。
2024年3月11日(月)の午前10時時点にウインインベストジャパンの齊藤トモラニさんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。
齊藤トモラニ
ウインインベストジャパンのFXトレーダー兼インストラクター。2006年11月の杉田勝FXセミナー受講生。受講後、FXでの利益が給料を上回るようになる。その後、トレーダー兼講師として活躍。抜群のFXトレードセンスを持ち、セミナー受講生から絶大な評判を得る。「トモラニ」の愛称で親しまれている。
現在の為替相場の傾向や相場観
先週8日(金)の米ドル/円は東京時間では横ばいだったがロンドン時間に売られた。60分足チャートを見ると、8日(金)の午前10時の足で148.12円付近の高値を付け、22時の足で146.48円付近の安値をつけた。米ドル/円の一日の値幅は約164pipsと極めて大きな値幅だった。
タイムサイクル的には2/28~3/7の天井圏が終了し3/5~3/11の底値圏に向かっているが、本日11日(月)底値圏最終日のため、次の天井圏に向かうところを売りからというシナリオになりそうだ。
エリオット波動的には4波のなかのa波が昨年2/2に終了、上昇b波が進行中だが終了したかもしれない。その場合は下降c波に入ったことになる。
現在の為替相場の戦略やスタンス
先週サポートラインであった149.50円レベルを切ってから下落トレンドに変わっているが、次のサポートは145.89円付近。ここからは147.50円付近まで戻ってくれたら売りたいと思っている。
▽米ドル/円 60分足チャート
※当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。