日経平均 | 38,707.64円 ▼99.74円 |
為替 | 1ドル=148.33円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 24億8,567万株 |
売買代金 | 5兆7934億35百万円 |
値上り銘柄数 | 978銘柄 |
値下り銘柄数 | 632銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 106.67% |
市況概況
冴えないながらも下げ渋り
米国株が軟調で夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が売られたことから本日の日本市場も売り先行となった。
それでも寄り付きの売りが一巡となると買戻しも入り戻りを試す動きとなった。下値の目途と考えられる38,500円台になると買戻しも入るということで下げ渋り、TOPIXは堅調、値上がり銘柄も多く、半導体関連銘柄などが売られているだけだった。
昼の時間帯には上値を試すような動きも見られ、後場も値持ちの良い始まりとなったあと上値を試す動きとなった。
上値も節目と見られる38,800円をつけると手仕舞い売りに押されるという状況で再び売り直された。それでも今度は38,600円まで下落すると買戻しなども入り下げ渋るという状況となった。最後は週末ということでもあり、買戻しを急ぐ動きもあって、結局は38,700円台での下げ渋りの引けとなった。
小型銘柄は引き続き手仕舞い売りに押されるものも多く、総じて軟調だった。グロース250指数やグロース株指数は大幅安だった。先物はまとまった売り買いが散発的に見られて指数を押し上げる場面も、押し下げる場面も見られ、先物主導、指数先行という場面が多かった。
引きつづ持高調整の売り買いが指数を右往左往させる展開となった。ただ、半導体関連銘柄の調整がはっきりとしており、割高感、買われすぎ感の修正安がまだ続くのではないかと思う。
逆に商社株や銀行株などの高配当利回り銘柄に買いが入り始めており、相場全体としては底堅さが見られるのではないかと思う。日銀の金融緩和終了もまずは影響としては買われすぎ銘柄の修正に留まるということなのだと思う。
テクニカル分析
日経平均
今度は25日移動平均線に上値を押さえられ、38,500円という水準でサポートされている。これをどちらに抜けるかで、今後の動きが決まるのだろう。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。