日々是相場
(画像=VectorSpace/PIXTA)
日経平均 38,797.51円 ▼22.98円
為替 1ドル=147.52円
売買高(東証プライム、以下同) 18億0,707万株
売買代金 4兆4428億88百万円
値上り銘柄数 469銘柄
値下り銘柄数 1,141銘柄
騰落レシオ(25日) 97.07%

市況概況

買い先行となるも一時大幅安、結局小動き

米国株が堅調で夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が買われたことから本日の日本市場は買い先行となった。ただ、寄り付きの買いが一巡となった後は戻り売りに押されて冴えない展開となり、39,000円を割り込むと一気に38,800円まで下落となった。さらに38,800円を割り込むと今度は38,500円台まで下落するなど冴えない展開となった。

昼の時間帯も先物が手仕舞い売りに押され、後場に入るといったん下値を試す動きとなった。さすがに38,500円を割り込むと買戻しも入り下げ渋りとなって今度は上値を試す動きになったが、38,800円水準では上値が重く、結局は上値の重さを嫌気するように冴えない展開となった。相変わらず日銀の金融緩和の終了が始まることへの懸念や期末要因で買えないということなのだろう。

小型銘柄も手仕舞い売りに押されるものが多く総じて軟調だった。グロース250指数やグロース株指数は前日の反動もあって大幅安だった。先物はまとまった売り買いは見られ、指数を動かす場面も多かったのだが、どちらかというと売られる場面も多く、指数を下押す要因となった。

期末要因での売り買いが指数を右往左往させる展開となっている。日銀の金融緩和の終了の始まりがはっきりと見えるまで右往左往しながら期末要因での売りに押される展開となるのだろう。日銀の金融緩和の終了がはっきりとすればさらに下押すこともあるのだろうし、当面は戻れば売りということなのだと思う。

テクニカル分析

日経平均

今日も一応25日移動平均線にサポートされた形ではあるが、上値は重く、ここで25日移動平均線を割り込むと一気に調整となりそうだ。

▽詳しくは解説動画をご覧ください。

当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。