日経平均 | 38,797.51円 ▼22.98円 |
為替 | 1ドル=147.55円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 19億7,148万株 |
売買代金 | 4兆7860億36百万円 |
値上り銘柄数 | 1,079銘柄 |
値下り銘柄数 | 529銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 103.40% |
市況概況
一時大幅安となるも買戻しが入り日経平均は下げ渋り
米国株はまちまちだったが、引き続き金融緩和の終了が取りざたされて夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が安く、本日も売り先行となった。
半導体関連銘柄などを中心に大きく売られて始まったあとも戻れば売りという展開で下値模索となった。さすがに節目と見られる38,200円台になると買戻しも入り下げ渋りとなった後、日銀総裁の景気鈍化コメントなどが伝わり買戻しを急ぐ動きとなって下げ幅縮小となった。
昼の時間帯も先物に買戻しが入ったが後場に入っても現物売り先物買いということで冴えない展開となった。さらに円安も一服となったことから売り直されたが、売り急ぐこともなく、今度は38,300円を割り込まないとなると買戻しを急ぐ動きとなって昨日の終値水準まで戻した。
指数に影響の大きな銘柄が先物主導で買われただけで特に買い上がるということでもなくTOPIXや小型銘柄は最後まで冴えない展開となった。日経平均だけが前日の終値を超える場面も見られたが、結局は小幅安での引けとなった。
小型銘柄も手仕舞い売りに押されるものが多く総じて冴えない展開となった。グロース250指数やグロース株指数は軟調だった。先物は先物買い、現物売りの流れの中で買戻しを急ぐ動きもあり、指数押し下げる場面だけでなく、押し上げる場面も見られた。指数先行での動きで先物が主導する場面も多くなった。
期末要因の持高調整の売り買いが続き、先物に振り回される場面も見られた。金融緩和の終了も特に悪材料視されるというよりは買われすぎた銘柄が売られるということなのだろう。期末要因での売りや日経平均の銘柄入れ替えの売りがまだまだ続くと思われ、冴えない展開が続くのだろう。
テクニカル分析
日経平均
25日移動平均線や基準線にサポートされた形ではあるものの戻りも鈍く、戻れば売りと言うことから再度25日移動平均線や基準線を割り込むと一気に下値を試すことになるのだろう。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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