日々是相場
(画像=VectorSpace/PIXTA)
日経平均 38,807.38円 △111.41円
為替 1ドル=147.91円
売買高(東証プライム、以下同) 17億8,663万株
売買代金 4兆3374億72百万円
値上り銘柄数 1,236銘柄
値下り銘柄数 382銘柄
騰落レシオ(25日) 105.63%

市況概況

売り先行も円高懸念が薄れたことや買戻しが入り堅調

米国株はまちまちだったが、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が売られたことから本日の日本市場は売り先行となった。寄り付きの売りが一巡となった後は下げ渋り感もあったが、戻りも鈍く下値を試す動きとなった。それでも節目と見られる38,500円を割り込むと買われるというような雰囲気で買戻しも入り下げ渋り、TOPIXは小幅高で前場の取引を終えた。

昼の時間帯には先物に買戻しが見られたが、後場に入るといったん上値の重さを嫌気するような動きとなった。

それでも寄り付きの売りが一巡となると買戻しが入り、指数先行で値を戻し、前日の終値近辺で上値を押さえられたものの、下がらないことからさらに買戻しを急ぐ展開となり堅調となった。その後も値持ちの良い展開が最後まで続き、結局日経平均も前日比プラスで高値圏での引けとなった。

小型銘柄は手仕舞い売りに押されるものが多く、下げ渋り感はあるものの冴えない展開となった。グロース250指数やグロース株指数は軟調だった。先物はまとまった売り買いが散発的に見られたが、下げ渋り感が強いことから買戻しを急ぐ動きとなって指数を押し上げる要因となった。現物売り先物買いなかで先物買いが先行する場面も多かった。

期末での持高調整の売り買いが中心という感じだが、指数は下げ渋り感が強く買戻しなどが見られたようだ。ただ、空売りがさほど積み上がっておらず、買戻し一巡となったものから売られることになると思う。積極的に買い上がるだけの材料もなく、買われすぎ銘柄の修正安は続く思われ、戻れば売りということで上値の重い展開が続くのだと思う。

テクニカル分析

日経平均

今日も25日移動平均線にサポートされた形となった。それでも今度は25日移動平均線が上値というような展開になりそうでもあり、明日の値動きも注目される。

▽詳しくは解説動画をご覧ください。

当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。