事業投資に約1000億円を設定

TOPPANによると、コロナ禍による巣ごもり需要や、OTT(インターネット回線を介してコンテンツを配信するサービス)の成長などで、日本のアニメに対する関心が高まっており、欧州では2030年に90億ドル(1兆3500億円)まで市場が拡大すると見られているという。

ただ、英国ではコンテンツの流通や販売などの整備が進んでいないなどの課題があったことから、今回のM&Aに踏み切った。

同社では現中期経営計画の3年間で約4000億円の設備投資を計画しており、このうち25%に当たる1000億円をM&Aに振り向ける計画だ。

これまでのM&Aとは一味違うコンテンツ事業に乗り出したTOPPANが次に狙うのは何だろうか。

文:M&A Online