日経平均 | 38,079.70円 △117.90円 |
為替 | 1ドル=154.30円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 16億4,457万株 |
売買代金 | 4兆0590億01百万円 |
値上り銘柄数 | 1,397銘柄 |
値下り銘柄数 | 224銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 112.12% |
市況概況
売り先行で始まったものの下げ渋りから切り返して堅調
米国株が売られ、ナスダック指数が大幅安となったことなどを受けて夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が安く、本日の日本市場は売り先行となった。
日経平均も節目と見られる75日移動平均線を下回って始まったが、寄り付きの売りが一巡となるといったん売り直されたもののその後は買戻しや押し目買いなども見られて切り返し、総じて堅調な展開となった。日経平均は高値で前場の取引を終えた。
昼の時間帯も買い直す動きが見られ、後場も前場の高値を上回って始まった。さすがに上値は重く、指数は小動きとなったが、売り急ぐということもなく値持ちの良い展開が続いた。
値持ちの良さから買戻しを急ぐ動きなどもったが戻り売りに上値を押さえられ、結局最後まで方向感はなく、38,000円は超えたものの上値も限られた。台湾の半導体メーカーの決算発表も予想を上回ったと報じられたが特に影響は見られなかった。
小型銘柄も買戻しなども交えて買い直す動きも見られ、総じて堅調となった。売られすぎの反動ということでもあり、グロース250指数やグロース株指数は大幅高となった。先物はまとまった買いが散発的に見られて指数を押し上げる場面も見られた。まとまった売りも見られたが、すぐに買戻しが入るというような場面も多かった。
寄り付きから売り先行となったが、75日移動平均線を割り込んだから買う、というような雰囲気での買いが見られた。
指数先行で買われたので、恐らく年金か何かのかいが入ったということなのだと思うが、上値を買い上がるような材料もなく、値ごろ感から買いが入ったということだ。まだまだ下値模索が続くのだろうが、売り急ぐということでもなく戻れば売られるということなのだと思う。
テクニカル分析
日経平均
75日移動平均線を割り込んで目先の底入れ感が出たという感じだ。ここから再度25日移動平均線や基準線まで戻すというよりはまだ75日移動平均線のサポートを確認するという状況なのだと思う。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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