日経平均 | 38,274.05円 ▼131.61円 |
為替 | 1ドル=158.77円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 17億3,606万株 |
売買代金 | 4兆2188億96百万円 |
値上り銘柄数 | 439銘柄 |
値下り銘柄数 | 1,151銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 99.14% |
市況概況
米国株安や前日までの反動から冴えない展開
米国株が大きく下落し、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が売られたことから本日の日本市場は売り先行となった。
芳しくない決算を発表した銘柄が売られ、売られていたものが買われるという状況で寄り付きの売りが一巡となると下げ幅を縮小する場面も見られたが、戻りが鈍いとなると売り直された。それでも売り急ぐということでもなく、売られすぎた銘柄の買戻しなどもあって下げ渋りとなった。
昼の時間帯は商社株の自社株買いなどを好感する動きや月初の買いを好感するように下げ渋りとなり、後場に入るといったん買い直されるような形で月初の買いと見られる買いも入り、戻り歩調となった。
ただ、昨日の終値を上回るところからは上値も重く戻り売りに押されて再度下値を試す動きになり、結局は75日移動平均線に押さえられるように節目と見られる38,200円台での引けとなった。
小型銘柄はまちまちで全体としては方向感に乏しかった。グロース250指数やグロース株指数はほぼ横ばいとなった。先物はまとまった売り買いも少なく、上がれば売り、下がれば買いと言うような持高調整やヘッジの調整と見られる動きだった。特に方向感が見られることもなく、指数を大きく動かすようなこともなかった。
決算発表が本格化しているが自社株や増配以外に買い材料がないというような状況だ。それでも逆に売り急ぐほどの悪い決算も見られないという状況だ。
空売りが積み上がっていないので月初の買いがみられても踏み上げ相場とならず上値も限られるという状況なのだろう。ここから空売りが積み上がるかどうかが注目されるが、当面は上がれば売られ、下がれば買われるということなのだろう。
テクニカル分析
日経平均
75日移動平均線を抜け切れず上値を押さえられたという状況なのだろう。25日移動平均線の下落も続いており、上値の重さを確認して再度雲の下限(先行スパン2)などを試すことになるのだろう。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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