この記事は2024年6月3日(月)に「羊飼いのFXブログ」で公開された「竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。
![FXトレード戦略](https://cdn.zuuonline.com/600/400/GevXXsLBHInGyxIGZROOkNEmcdVOIbSw/68c22e47-c6e7-40fc-9f52-c3fa9c3406be.jpg)
2024年6月3日(月)の8時時点に現役トレーダーの竹内のりひろさんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。
現在の為替相場の傾向や相場観
先週1週間の主要通貨の対ドルでの騰落は、下落通貨は円(-0.19%)のみだった。それ以外の通貨はすべて上昇しており、再び米ドル/円とクロス円が買われている。前者の週間レンジはわずかに1円32銭、方向感には乏しい。
SNB(スイス国立銀)のヨルダン総裁が自国通貨買いの為替介入を示唆したことで、週末にかけてスイスフランが買い戻された。スイスフランは週間では上昇最上位(+1.37%)、先週はスイスフラン/円が騰勢を強めている。
現在の為替相場の戦略やスタンス
短期的な方向性を探るという点で、今週は月初週ということもあり、米国で多くの経済指標の発表が予定されている。しかし、予想から大きくかけ離れた結果が飛び出さないと、大きな動きになる可能性は低い。
先週は日本のGW期間中の政府・日銀の円買い介入で、約9.8兆円も投入されていたことが判明している。
ここまで米国のイエレン財務長官は、為替の水準は市場が決めるを何度も強調している。同氏の4回の介入けん制発言もあり、再介入へのハードルが高まる。すでに円買い介入の効果は一巡しており、米ドル/円やクロス円は再度押し目買いに徹するつもりだ。
今週は米ドル/円で156.00~159.00円、ユーロ/米ドルで1.0750~1.0950ドル、ユーロ/円で169.00~172.00円とみている。
▽米ドル/円の日足チャート
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▽ユーロ/米ドルの日足チャート
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▽ユーロ/円の日足チャート
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※当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。