この記事は2024年6月10日(月)に「羊飼いのFXブログ」で公開された「齊藤トモラニ氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。


FXトレード戦略
(画像=Anditya/stock.adobe.com)

2024年6月10日(月)の午前10時時点にウインインベストジャパンの齊藤トモラニさんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。

齊藤トモラニ
ウインインベストジャパンのFXトレーダー兼インストラクター。2006年11月の杉田勝FXセミナー受講生。受講後、FXでの利益が給料を上回るようになる。その後、トレーダー兼講師として活躍。抜群のFXトレードセンスを持ち、セミナー受講生から絶大な評判を得る。「トモラニ」の愛称で親しまれている。

現在の為替相場の傾向や相場観

先週7日(金)の米ドル/円は弱含んでいたが雇用統計で一転強烈に買われた。7日(金)の16時に155.12円の安値をつけ、23時に157.08円の高値を付けている。米ドル/円の一日の値幅は195.4pipsと極めて大きな値幅だった。

タイムサイクル的には6/5~13の天井圏に向かい始めたようだ。 エリオット波動的には(週足レベルでは)4波のなかのa波が昨年2/2に終了、上昇b波が展開中だ。

現在の為替相場の戦略やスタンス

米ドル/円は上昇しているが、下に抜いたブルーの補助線の延長線にて頭がおさえられている。 このラインを抜きなおすためにはかなりのエネルギーが必要かと思われるため上昇も限定的かと思われる。

そのため今のサポートライン156.48円辺りまでの調整があれば短期時間足の反転で買いたいところ。 逆のこの156.48円を下回ってくると155.35円くらいまで下がりそうだが、それは次の底値圏に向かった動きとなりそうだ。

▽米ドル/円 4時間足チャート

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(画像=羊飼いのFXブログ)

※当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。