生活去年キャンプに行った人の割合は?調査結果から見えた旅行とキャンプの金銭感覚のギャップをタナベスポーツがキャンプレンタルで打ち破る!
■キャンプに行きたい人の半数以上がキャンプに1年間以上行っていない
500人の回答者の内、2023年1月1日から回答日の2024年6月3日までにキャンプに行ったのは、12.8%(64人)でした。
12.8%が2023年1月1日~2024年6月3日までの間にキャンプに行ったと回答。
一方でキャンプに行きたいかというアンケートを行ったところ、
28.0%がキャンプに行きたいと回答。
「はい」と回答した人は28%(140人)、質問1のアンケートで「はい」と回答した人の倍以上いるという結果に。
つまり、キャンプに行きたい人の半数以上が1年半弱の間キャンプに行っていないということになります。
そうした潜在層がキャンプに億劫になっている理由を、経済的な側面から分析するべく更に次のようなアンケート調査を実施しました。
■旅行の予算とキャンプの予算のギャップ
キャンプと類似するレジャーで最もメジャーである「旅行」の予算感とキャンプの予算感を比較するアンケートを実施しました。
アンケート回答者によって旅行に対する予算の金額帯はまちまちのようです。
「2万円以上4万円未満」が最も多い回答となり、それより低い予算の「1万円以上2万円未満」の回答者14.8%、「1万円未満」の回答者14.2%を併せた2万円未満を想定している層は29.0%となり大きいボリュームを占める結果となりました。
一方で「4万円以上6万円未満」も20.2%と少なくなく、「10万円以上」の回答者も6.2%と、旅行に対してそれなりのお金を使っても良いと考えている人も多いようです。
(画像=「Car Me」より引用)
旅行と比べてキャンプはより安い予算で済ませたいという人が大多数ということがわかった。
旅行と併せて調査したキャンプの費用感はというと、「1万円未満」が191人(38.2%)と最も多い回答となり、次いで「1万円以上2万円未満」が27.6%、「2万円以上4万円未満」が20.2%という結果に。
多くの人が1泊の旅行に比べてかなり安い費用が妥当だと感じている結果となりました。
しかし実際にキャンプを始めるとなると、アウトドアブランドでそれなりの機能性・広さがあるテントは6~10万円前後の価格が一般的。そこから同様のブランドで他のキャンプ道具を揃えると、寝袋約1万円、チェア約1万円、寝袋用マット約5,000円が人数分必要。更にそこに折り畳み式のテーブル約2万円、ランタン約5,000円、テントの下に敷くグランドシート約5,000円なども購入するとなると1人でも10万円以上、4人家族の場合総額で20万円程になります。
キャンプ道具を購入した場合、交通費やキャンプ場利用料などを含めて最も回答の多かった予算「1万円未満」を満たすには、かなりの回数キャンプに行く必要があることになります。
キャンプに行くのが年に1~2回行くかどうかくらいの頻度では、「1回あたりのキャンプの費用」が「期待するキャンプの予算」を大きく上回り、その費用が「旅行に行くのに妥当な予算」にあたるか、あるいはそれ以上の金額となってしまうわけです。
そうした結果がキャンプに行きたいと思っている人の半数以上がキャンプに行っていない一因となっているのではないでしょうか。