テクニカル分析(人民元/円)

ボリバン3σ下限から反発、一時2σ上限に達す

日足、ボリバン3σ下限から反発、一時2σ上限に達す。介入後の高値安値の半値近辺を上放れ(高値22.010、安値21.136の半値が21.573)。雲上。6月17日-19日の上昇ラインがサポート。6月18日-19日の下降ラインが上値抵抗。5日線、20日線上向き。
 週足、円買い介入が行われた4月29日週の高値までは戻らないがボリバン上位で底堅く推移。6月3日週-10日週の上昇ラインがサポート。4月29日週-6月10日週の下降ラインが上値抵抗。
 月足、4月のボリバン3σ上限から反落も5月、6月と下ヒゲ長く下値抵抗感もあり。ボリバン2σ上限近くで推移。1月-4月の上昇ラインがサポート。4月-5月の下降ラインが上値抵抗だが上抜くか。
年足、4年連続陽線。22年-23年の上昇ラインがサポート。一時1993年以来の22円台のせ。

人民元見通し
(画像=外為どっとコム マネ育チャンネル)

チーファンラマ

独経済相が今週訪中、経済関係深化やEV関税巡る影響に対応へ

ハーベック独経済・気候保護相が今週、中国を訪問する。中国との経済関係を深化させるとともに、EUによる中国製電気自動車(EV)への追加関税に伴う副次的影響にも対応する見込みだ。
今回の訪中にはドイツの再生可能エネルギー企業エンパルや金属加工を手掛けるショーダーなどの代表団が同行する。ただ、EVへの関税を巡ってEUと中国が対立する中、4月のショルツ首相訪中時とは異なり、独自動車メーカーの代表団の同行は予定されていない。
今回の訪問では、独中間で高まる貿易摩擦が焦点となるほか、台湾・ロシアなど重要な問題についても中国に圧力をかけるとみられる。

情報提供元:FX湘南投資グループ
本レポートは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたしま す。また、本レポートに記載された意見や予測等は、今後予告なしに変更されることがございます。 なお、本レポートにより利用者の皆様に生じたいかなる損害についても、FX湘南投資グループグならびに株式会社外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承願います。