テクニカル分析(トルコリラ/円)

8.84近辺での安定続く


 日足、8.84近辺での安定続く。5日線と20日線がほぼ同じ。6月17日-20日の上昇ラインがサポート。6月3日-24日の下降ラインが上値抵抗。5日線、20日線下向き。
 週足、一時ボリバン2σ上限へ上昇も反落、ボリバン中位へ近づく。6月3日週-10日週の上昇ラインがサポート。5月27日週-6月17日週の下降ラインが上値抵抗。5週線上向き、20週線下向き。
 月足、2σ下位で推移。3月-4月の上昇ラインがサポート。12月-5月の下降ラインが上値抵抗。
年足、9年連続陰線。その間52円から4円台へ沈む。円との熾烈な最下位争いから抜け出し、リラは12通貨中11位へ。

トルコリラ見通し
(画像=「Car Me」より引用)

メルハバ

5月に月間で財政黒字が過去最大に

トルコ政府はインフレ抑制を目的とした金融引き締め政策と並行して財政強化に重点を移し、5月に月間ベースで過去最大の財政黒字を達成したことが公式データで明らかになった。

財務省が発表したデータによると、予算の収支は2,190億トルコリラ(67億ドル)の黒字となり、5か月連続の赤字から大きく好転した。
 トルコ政府はより厳しい財政政策へと移行しており、最近、大規模な支出削減や、企業に対する最低法人税など一連の措置の計画を発表した。
与党の公正発展党(AK党)は、税の効率性と公正性を高め、非公式税制を削減するための新たな税制規則パッケージを議会に提出する予定である。

情報提供元:FX湘南投資グループ
本レポートは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたしま す。また、本レポートに記載された意見や予測等は、今後予告なしに変更されることがございます。 なお、本レポートにより利用者の皆様に生じたいかなる損害についても、FX湘南投資グループグならびに株式会社外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承願います。