日経平均 | 39,173.15円 △368.50円 |
為替 | 1ドル=159.44円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 16億8,081万株 |
売買代金 | 3兆9594億49百万円 |
値上り銘柄数 | 1,411銘柄 |
値下り銘柄数 | 205銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 102.56% |
市況概況
持高調整の買いも入りTOPIXは大幅高
米国株はまちまち、ナスダック指数が大幅下落となり、夜間取引の日経平均先物も冴えない展開となったことから本日の日本市場は売り先行となるかと思ったのだが、インデックス買いが入ったと見られ値持ちの良い始まりとなった。
一方で、ここのところ買われていた銘柄を中心に半導体株などが上値が重く、下落するものが目立つ展開となった。一方でここのところ売られていた銘柄などに買い直しの動きも見られTOPIXは大幅高、日経平均も75日移動平均線や雲の上限(先行スパン2)を抜け、39,000円を抜けて前場の取引を終えた。
昼の時間帯も先物にも買いが入り、後場は寄り付きから前場の高値を抜けて上値を試す動きとなった。ただ、寄り付きの売りが一巡となると手仕舞い売りもあって指数は上げ幅を縮小、何とか39,000円台は維持したものの上値の重い展開となった。39,000円を割り込まないということで買い直されたり、買戻し急ぐ動きも見られ結局はTOPIXは大幅高、高値圏での引けとなった。
小型銘柄も値ごろ感から買い直される銘柄も多く総じて堅調だった。グロース250指数やグロース株指数は大幅高となった。先物は下がらないから買うというような場面も見られ指数を押し上げる場面も見られたが、どちらかというと指数に追随して上昇する場面が多かった。
今日も冴えない展開となるかと思ったのだが意外に買い直される展開となった。金融緩和の終了に対する懸念はあるものの割安銘柄やここまで売られたものの買い直しの動きもあったものと思われる。
節目と見られる水準の上限ということでもあり、ここで空売りが積み上がれば踏み上げ相場でもう一段の上昇も期待されるのだろう。逆に空売りが積み上がらないとまだまだ保ち合いの上限ということで上値の重さが確認されると売り直されることになると思う。
テクニカル分析
日経平均
75日移動平均線や雲の上限(先行スパン2)を抜けてきた。まだ遅行スパンがローソク足を抜けきっておらずこの水準を維持できるのかどうかということになる。保ち合いの上限である可能性もあり、明日以降の動きにかかってきそうだ。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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