三陽商会の3〜5月の最終利益は前期比34%減
(画像=「セブツー」より引用)

三陽商会は6月28日、2025年2月期の第1四半期決算(3月1日〜5月31日)を発表した。売上高は153億7800万円(前年同期比3.7%減)、営業利益は7億4700万円(同27.8%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は5億9000万円(34.1%減)と減収減益だった。

前期は新型コロナウイルスが沈静化したことで消費意欲が増し、売上高を引き上げたが、そうしたリベンジ消費の反動による買い控えが影響した。さらに、繰越在庫の大幅減少によるセール販売の落ち込みも大きく影響した。

三陽商会は、通期での連結業績予想は売上高は625億円(前年比1.9%増)、営業利益は33億円(同8.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は31億円(同11.2%増)としている。