この記事は2024年7月1日(月)に「羊飼いのFXブログ」で公開された「齊藤トモラニ氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。


FXトレード戦略
(画像=Royalty-Free/stock.adobe.com)

2024年7月1日(月)の午前10時時点にウインインベストジャパンの齊藤トモラニさんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。

齊藤トモラニ
ウインインベストジャパンのFXトレーダー兼インストラクター。2006年11月の杉田勝FXセミナー受講生。受講後、FXでの利益が給料を上回るようになる。その後、トレーダー兼講師として活躍。抜群のFXトレードセンスを持ち、セミナー受講生から絶大な評判を得る。「トモラニ」の愛称で親しまれている。

現在の為替相場の傾向や相場観

先週6月28日(金)の米ドル/円は東京時間に高値をつけその後は弱含んでいた。60分足チャートを見ると、28日(金)の午前10時の足で161.28円付近の高値をつけ、22時の足で160.26円付近の安値を付けた。米ドル/円の1日の値幅は102pipsと比較的大きな値幅だった。

米ドル/円はタイムサイクル的には7/2~7/8の天井圏に向かって上昇している。エリオット波動的には(週足レベルでは)4波のなかのa波が昨年2/2に終了、上昇b波が展開中だ。

現在の為替相場の戦略やスタンス

米ドル/円は161円を超えてきて介入の警戒感はあるが、下がったところは買われている。160.23円付近のサポートラインがあるので、このラインを切ってくればショートと思っているが、このラインでサポートされていれば買いからでいいかと思っている。

サイクル的にも天井圏は明日2日(火)からのため、160.70円付近にあるサポートで買って、160.20円に損切りを置く、といったトレードになるかと思っている。

▽米ドル/円 60分足チャート

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(画像=羊飼いのFXブログ)

※当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。