1500店舗体制のABCマートの3〜5月はスポーツシューズが好調で131億円の最終利益
撮影:セブツー

ABCマートは7月3日、2025年2月期の第1四半期決算(3月1日〜5月31日)を発表した。売上高は962億1500万円(前年同期比8.6%増)、営業利益は184億800億円(同9.0%増)、親会社の所有者に帰属する四半期利益は131億700万円(同10.1%増)と増収増益だった。

ABCマートは、「オッシュマンズ(OSHMAN’S)」の16店舗を含め国内店舗数は1106店舗、海外店舗数は韓国319店舗、台湾62店舗、米国8店舗、ベトナム5店舗の394店舗となり、全世界で1500店舗体制となった。チヨダ、Gフットと合わせて靴小売3強と称されてはいるが、ABCマートが盤石の体制を築いている。

売上高の約6割を占めるスポーツシューズの売り上げが好調で、前年同期比で8.9%増となる約575億円と業績を牽引した。レザーカジュアルやサンダルも売れ行きが好調で、第1四半期決算の売上高は前々期から約271億円増加している。

ABCマートの2025年2月期の連結業績予想は、売上高は3658億円(前年比6.3%増)、営業利益は587億円(同5.4%増)、親会社の所有者に帰属する当期純利益は403億円(同0.7%増)としている。