日経平均 | 40,912.37円 ▼1.28円 |
為替 | 1ドル=160.66円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 18億2,043万株 |
売買代金 | 4兆0288億86百万円 |
値上り銘柄数 | 303銘柄 |
値下り銘柄数 | 1,315銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 110.27% |
市況概況
一時高値更新となるも結局は上値の重い展開
米国市場が休場となり、特に手掛かりに乏しい中で買い先行となった。ただ、寄り付きの買いが一巡となった後は手仕舞い売りに押されるものが多く総じて軟調だった。日経平均だけは影響の大きな銘柄に買戻しを急ぐ動きも見られ値を戻して前場の取引を終了したが、TOPIXは冴えない展開となるなど、値下がり銘柄が圧倒的に多く、調整感が強まった。
昼の時間帯も手仕舞い売りに押されて先物が売られ、後場は売り先行で始まり、下値を試す動きとなった。節目と見られる40,800円を割り込むと買戻しも入り戻り歩調となったが、戻りが鈍いと見ると売り直され、引けにかけては手仕舞い売りに押されてじり安となった。引け際からは買い戻しを急ぐ動きも見られ、日経平均は何とか前日の終値まで戻して引けた。TOPIXは軟調だった。
小型銘柄は主力銘柄が手仕舞い売りに押されるなかで値動きの軽さが好感されて買われるようなものも散見され総じて堅調だった。グロース250指数やグロース株指数は堅調となった。先物は散発的にまとまった売り買いが見られ、指数を動かす場面もあったが、断続的な売り買いが見られることもなく、上がれば売られ、下がれば買われる展開が中心だった。
堅調な地合いも見られるのだが、さすがに上げ一服となった。特に売り急ぐ動きもなく、週末の持高調整ということで今晩の米国株が堅調となれば再度買い直されることもありそうだ。空売りがさらに積み上がっていれば踏み上げ相場も期待できるだろう。ただ、41,000円を超えて買い上がるという雰囲気でもなく、上がれば売られ、下がれば買われる保ち合いとなると思う。
テクニカル分析
日経平均
さすがい上げ一服となった。移動平均線からの乖離も大きく、いったんは日柄か値幅の調整となり、25日移動平均線のサポートを確認するようなことになるのだろう。
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