日々是相場
(画像=VectorSpace/PIXTA)
日経平均 41,097.69円 ▼177.39円
為替 1ドル=157.85円
売買高(東証プライム、以下同) 18億8,538万株
売買代金 4兆4302億74百万円
値上り銘柄数 1,142銘柄
値下り銘柄数 454銘柄
騰落レシオ(25日) 120.17%

市況概況

買い先行となるも買われすぎ銘柄が売られ冴えない展開

米国株が堅調、特にダウ平均が大幅高となったことで夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が高く、本日の日本市場は買い先行となった。

寄り付きの買いが一巡となった後は手仕舞い売りに押されて上値も重く、いったん戻りかけたが節目と見られる41,500円までは届かず売り直されて上げ幅縮小となった。買われすぎ銘柄が安く、割安銘柄や出遅れ銘柄が高く、値上がり銘柄数は値下がり銘柄数を大きく上回っていた。

昼の時間帯もいったん買戻しも見られたが、最後まで続かず、後場は堅調ながらも上値の重い始まりとなった。そのご先物主導でまとまった売りが出ると一気に下値を試す動きとなった。

さすがに41,000円を意識するとこでおは下げ渋りとはなったのだが、買戻しを急ぐようなこともなく、冴えない展開が続いた。結局最後まで買いが入らないことで手仕舞い売りを急ぐ動きとなり、何とか41,000円台は維持したものの安値圏での引けとなった。

小型銘柄は出遅れ感があるものや割安銘柄が買い直され堅調なものが多かった。グロース250指数やグロース株指数は大幅高だった。先物はまとまった売り買いは散発的に見られたが、午後になってからのまとまった売りに敏感に反応したように、買いよりは売りに敏感に反応して指数を下押す要因となった。

米国株高の要因が日本では通用しないとう感じで買われすぎ銘柄などが売られて冴えない展開となった。先週末と同じように指数に影響の大きな買われすぎ銘柄が売られ、売られすぎ銘柄、割安銘柄、出遅れ銘柄などは堅調なものが多かった。指数先行での買いということではなく、出遅れ銘柄を物色する動きがまだまだ続くのだと思う。

テクニカル分析

  日経平均

孕みは放れにつけということで下値を試す動きとなった。ここで下げ止まらないと一気に25日移動平均線や基準線まで調整となることもあるのだろう。

▽詳しくは解説動画をご覧ください。

当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。