日経平均 | 41,275.08円 △84.40円 |
為替 | 1ドル=158.68円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 18億0,499万株 |
売買代金 | 3兆9010億21百万円 |
値上り銘柄数 | 819銘柄 |
値下り銘柄数 | 784銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 113.39% |
市況概況
米国株高を受けて買い先行も中国景気鈍化懸念から上値も重い展開
日本市場が休場中の米国株が堅調だったことから、連休明けの日本市場は買い先行となった。ただ、寄り付きの買いが一巡となった後はいったん下値を試し、先週末の終値を下回らないとなると買い戻しなども入り、41,500円を超えるところまで買われた、その後は再度手仕舞い売りに上げ幅を縮小し、方向感に乏しい展開で前場の取引を終えた。
昼の時間帯は特に動きは見られず、後場も堅調ながらも上値の重い始まりとなった。その後は上値の重さを嫌気するようにじり安となり、戻りもしないことで最後は手仕舞い売りに押される形で冴えない展開となった。何とか先週末の水準では下げ渋ったものの、買い気に乏しく冴えない展開で安値圏での引けとなった。
小型銘柄は引き続き出遅れ銘柄を物色する動きで堅調なものが目立った。グロース250指数やグロース株指数は堅調だった。先物は散発的にまとまった売り買いが見られ、その都度指数が動かされはしたのだが、しっかりと方向感が出るということでもなく、指数に追随して動くだけということだった。
先週末の急落の反動からの反発も期待されたのだが上値は重く、買い気に乏しい展開となった。中国の景気鈍化が改めて認識されたことで決算発表に対する不安もあり、また、日銀の金融政策決定会合を気にする向きも出てきており、戻れば売りという雰囲気だ。
出遅れ銘柄や割安銘柄には買いが入るのだが、積極的に買い上がるということでもなく、下がらないという感じで指数を押し上げる力はないようだ。買われすぎ銘柄の修正安はまだ続くと思われ、戻れば売りという状況が続くのだろう。
テクニカル分析
日経平均
先週末の大きな陰線をどちらに放れるかでここからの方向が決まるのだろう。移動平均線からの乖離もまだ大きいのでいったん下に放れるのではないかと思う。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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