日経平均 | 41,190.68円 ▼1,033.34円 |
為替 | 1ドル=159.04円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 20億3,683万株 |
売買代金 | 5兆2369億26百万円 |
値上り銘柄数 | 1,020銘柄 |
値下り銘柄数 | 574銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 119.30% |
市況概況
今度は特に材料がないなかで大暴落
米国株はまちまちだが、ここまでの上昇を先導していた半導体株などが大きく売られ、ナスダック指数が暴落したことを受けて夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が売られ、本日の日本市場は売り先行となった。
オプションSQ(特別清算指数)算出もあったが、日経平均に影響の大きな買われすぎ銘柄などを中心に売り気配から始まるものなども多く総じて軟調だった。ただ、これまで安値に放置されていた銘柄が買い直され、グロース250指数やグロース株指数は大幅高、プライム市場も値上がり銘柄数が値下がり銘柄数の2倍程度となった。
昼の時間帯は特に方向感はなかったが、後場は冴えない始まりとなり、再度下値を試す動きとなった。前場の安値水準では下げ渋り感も見られたが特に買戻しを急ぐでもなく下値模索が続き、結局は最後は3連休を控えた週末ということで目先的に買われすぎた銘柄などにさらに売り急ぐ展開となり、ほぼ安値引けとなった。節目と見られる41,000円を意識するところまで一気に下落となった。
小型銘柄は主力銘柄からの資金シフトが見られ、割安銘柄、出遅れ銘柄を中心に総じて堅調だった。グロース250指数やグロース株指数は大幅高だった。先物は上がらないから売るというような雰囲気で散発的にまとまった売りがかさみ指数を下押す要因となった。3連休を控えてのヘッジ売りやヘッジの買いの投げ売りなどもあり、最後まで指数を下押す要因の一つとなった。
最高値更新から一気に暴落となった。特に何がどうしたということでもないのだが、買われすぎ銘柄の見直し買いなどが多く見られたということなのだろう。積極的に買い上がる要因がないなかで目先の上がるから買うという状況だったが、今度は下がるから売る、上がらないから売るというような展開だ。
ただ、日経平均に影響が大きくないような銘柄で割安銘柄、出遅れ銘柄の見直し買いは見られ、当面この流れが続くと思う。指数は上値は重く冴えない展開だが割安銘柄を中心に堅調な地合いが続くと思う。
テクニカル分析
日経平均
一気に調整感が強まった。昨日の「コマ」に続き大きな陰線ということで「三川」の形であり、当面の高値をつけたということなのだと思う。
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