日々是相場
(画像=VectorSpace/PIXTA)
日経平均 41,831.99円 △251.82円
為替 1ドル=161.47円
売買高(東証プライム、以下同) 20億7,642万株
売買代金 4兆7650億84百万円
値上り銘柄数 638銘柄
値下り銘柄数 931銘柄
騰落レシオ(25日) 111.12%

市況概況

売り先行だが引き続き堅調で高値更新

米国株がまちまちで夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物も軟調だったことから、本日の日本市場は売り先行となった。

ただ、寄り付きの売りが一巡となると買戻しを急ぐ動きなども見られ、前日の終値を意識するところまで買われ、再度下値を試したあとは買戻しなども交えて堅調となった。総じて売られるものも多かったのだが、日経平均に影響の大きな銘柄が買戻しなどから買われて日経平均を押し上げ昨日の高値を試す動きとなった。

昼の時間帯はいったん上値の重さを嫌気するような展開になり、後場も冴えない始まりとなったのだが、案外値持ちが良いことから買戻しなどが入り、昨日や先週の動きと同じで特に材料があるというわけでもないのだが上がるから買う、買うから上がるというような買いが買いを呼ぶ展開で上値を試す動きとなった。さすがに41,800円を超えると手仕舞い売りに押されるものが多くなったが、最後も値持ちの良さから買戻しも入り高値圏での引けとなった。

小型銘柄は手仕舞い売りに押されるものが多く総じて冴えない展開だった。売り急ぐということでもないのだが、手仕舞い売りに押された。先物はまとまった売り買いも少なかったのだが後場に入って買い戻しを急ぐ動きも見られ、指数を押し上げる展開となった。下がれば買いで下支え、上がれば買いで指数を押し上げるというような感じだった。

昨日に続き特に買い上がる材料がないなかで堅調な展開となった。42,000円まで上昇するような勢いはないのだが、41,500円水準で底堅さが見られたことで買戻しが入り、踏み上げられたということだろう。

最高値更新となったが、特に材料があるわけでもないので、オプションSQ(特別清算指数)の算出が終わったら、買いが止まるなど、いつ梯子を外されることになるのかわからないという相場となっている。上がるうちは買うということなのだろう。一つのめどが42,000円ということになりそうだ。

テクニカル分析

日経平均

さらに上値追いとなったが、ちょっと無理がある感じもする。移動平均線からの乖離も大きく、いつ調整してもおかしくない状況だ。

▽詳しくは解説動画をご覧ください。

当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。