日々是相場
(画像=VectorSpace/PIXTA)
日経平均 42,224.02円 △392.03円
為替 1ドル=161.70円
売買高(東証プライム、以下同) 19億9,059万株
売買代金 4兆7090億32百万円
値上り銘柄数 1,252銘柄
値下り銘柄数 356銘柄
騰落レシオ(25日) 118.54%

市況概況

特に材料がないなかで一時大幅高

米国株が大幅高となったことなどから、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物大きく上昇し、本日の日本市場も買い先行となった。指数に影響の大きな銘柄が買い気配から始まるなど大きく上昇して始まったあとはさすがに上値も重く、売り急ぐ動きは見られなかったが上げ幅縮小となった。

昼の時間帯には買戻しも見られ、後場は再度上値を試すような始まりとなった。寄り付きの買いが一巡となった後も値持ちがよく、値持ちが良いから買われるという展開でじり高となった。

特に買い急ぐ動きがあったわけでも、材料があったわけでもないが足元で売られていた銘柄などが買い直されるという展開で値上がり銘柄数も多く、大幅高となった。最後は指数に影響の大きな銘柄の上値が重く、上げ幅縮小となったが史上最高値更新となった。

小型銘柄もさすがに出遅れ感がから買われるものも見られ総じて堅調だった。ただ、グロース250指数やグロース株指数は小幅高にとどまった。先物は散発的にまとまった買いが見られ、指数を押し上げる場面もあったが、断続的に買い上がるようなことはなく、持高調整の買いではないかと思われる。

依然として強気な相場で最高値更新となった。特に買い上がる材料もないのだが、今年の1月や2月の相場と同じで、買うから上がるので、行くところまで行く、というような雰囲気だ。ただ、さすがに移動平均線との乖離が大きくなってきていることや先駆した指数に影響の大きな銘柄に手仕舞い売りも出始めており、ここらあたりがいっぱいではないかと思う。

テクニカル分析

  日経平均

さらに上昇してますます過熱感が強まっている。さすがにここからは高値圏での保ち合いとしての日柄調整、あるいは一気に移動平均線までの調整となる値幅調整が見られるのだと思う。

▽詳しくは解説動画をご覧ください。

当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。