この記事は2024年7月29日(月)に「羊飼いのFXブログ」で公開された「齊藤トモラニ氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。
2024年7月29日(月)の午前11時時点にウインインベストジャパンの齊藤トモラニさんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。
齊藤トモラニ
ウインインベストジャパンのFXトレーダー兼インストラクター。2006年11月の杉田勝FXセミナー受講生。受講後、FXでの利益が給料を上回るようになる。その後、トレーダー兼講師として活躍。抜群のFXトレードセンスを持ち、セミナー受講生から絶大な評判を得る。「トモラニ」の愛称で親しまれている。
現在の為替相場の傾向や相場観
先週26日(金)の米ドル/円はロンドン時間までは買われていたがニューヨーク時間に売られた。
60分足チャートを見ると26日(金)の20時の足で154.74円付近の高値をつけ、23時の足で153.08円付近の安値を付けた。米ドル/円の一日の値幅は約166pipsとかなり大きな値幅だった。
タイムサイクル的には7/18~7/26の底値圏が終わり、7/24~8/2の天井圏に向かい始めた。エリオット波動的には(週足レベルでは)4波のなかのa波が昨年2/2に終了、上昇b波が展開中だ。
現在の為替相場の戦略やスタンス
先週は思った以上に下げたという印象。ただ151.90円付近にあるサポートにきれいにサポートされている。
153.00円付近にあるサポートを切ってこなければ、今週は上げのほうのポジションでいいかと思うが、上値は155.50円付近までかと思っている。
この上昇に向かった動きがどれくらいの期間続くかによって、まだまだ売れるのか、それともまた上昇に戻るのかが決まると思っている。
15日以上かけてだらだら上昇するようであれば、もう一度大きめの下げが来るかというところ。
▽米ドル/円 日足チャート
※当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。