日経平均 | 38,468.63円 △801.22円 |
為替 | 1ドル=153.39円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 17億7,595万株 |
売買代金 | 3兆9681億90百万円 |
値上り銘柄数 | 1,572銘柄 |
値下り銘柄数 | 63銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 110.21% |
市況概況
週末の米国株高を受けて急反発
週末の米国株が大幅高となったことを受けて夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が大きく買われたいたことから、本日の日本市場は買い先行となった。
寄り付きの買いが一巡となった後も指数先行で買い急ぐ動きが見られ、一気に日経平均は1,000円を超える上昇となる場面もあった。さすがに上値の重さが確認されると上げ幅縮小となって前場の取引を終えた。
昼の時間帯は特に方向感は見られなかったが、後場も堅調な始まりとなり、値持ちが良いということで買い戻しなどを急ぐ動きも見られた。
日銀の利上げが懸念されるものの先週までの大幅下落である程度織り込んだということで円高も一服となり、買い戻しを急ぐ動きとなった。さすがに最後は手仕舞い売りに押されるものも見られたが大きく上げ幅を縮小するということもなく大幅高の引けとなった。
小型銘柄も買い戻しも交えて総じて高く、グロース250指数やグロース株指数も大幅高となった。先物はまとまった買いが散発的にみられて指数を押し上げる場面もあったが、断続的に買い上がるということでもなく、あくまでも買い戻しなどが主体となった感じだ。
半導体関連銘柄などもしっかりと戻してきた。円安効果もあって好調な決算を発表する銘柄も多く、さすがに目先的に売られすぎたということで買い戻しや買い直しが出ている。5月、6月に保ち合った水準で再度保ち合いになるのではないかと思われ、39,000円を意識すれば上値も重くなるが、38,000円台は維持できるのではないかと思う。
テクニカル分析
日経平均
雲を抜けかけてきているが遅行スパンがローソク足に上値を押さえられてもおり、ここでさらに上昇するというよりは雲の上限(先行スパン2)に絡みながらの動きなのではないかと思う。戻しても75日移動平均線にはいったん押さえられるだろう。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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