日経平均 | 38,525.95円 △57.32円 |
為替 | 1ドル=154.63円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 19億3,225万株 |
売買代金 | 4兆1668億18百万円 |
値上り銘柄数 | 446銘柄 |
値下り銘柄数 | 1,164銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 107.62% |
市況概況
売り先行となるも、買い戻しも入り堅調
米国株はまちまちだったが、前日の大幅高の反動もあり、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が売られたことから、本日の日本市場は売り先行となった。寄り付きの売りが一巡となったあとはいったん買い戻しなどが見られて下げ渋ったものの、指数先行で手仕舞い売りに押されるものが多く、38,000円の節目を意識するようなところまで売られて前場の取引を終えた。
昼の時間帯は先物の買い戻しなども見られ買い物がちで、後場に入ると値持ちのいい展開となった。値持ちの良さから指数先行で買い直され、日経平均は前日の終値を意識するところまで買い直された。最後は買戻しを急ぐような動きも見られ、前日の終値を抜けてほぼ高値引けとなった。好調な決算に反応して買われるものも多く、円高一服感が指数を押し上げる面もあったと思われる。
小型銘柄も下げ渋り感は見られたものの大きな下落となるものも見られた。グロース250指数やグロース株指数は一時大幅安だったが、最後は下げ渋り、軟調だった。先物は午前中はまとまった売りが出て指数を押し下げる場面もあったが、逆に午後になると買い戻しを急ぐ動きなどから指数を押し上げる要因となった。
決算発表が本格化するなかで好調な決算を発表する銘柄も多い。ただ、円安効果だけで上方修正というようなケースも多く、買い一巡後に上値が重くなるとすぐに戻り売りに押されるという状況にある。日銀の利上げは織り込んだものと思われ、日銀の結果次第ではあるが、上がれば売り、下がれば買いというスタンスでいいのではないかと思う。
テクニカル分析
日経平均
結局昨日の値幅の範囲ないでの動き、雲の中での動きとなった。孕みは放れにつけということで昨日の高値を抜けるか、安値を下回るか、あるいは雲を上に抜けるか下に抜けるかで方向感が出るのだろう。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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