日経平均 | 35,025.00円 △193.85円 |
為替 | 1ドル=146.94円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 27億0,635万株 |
売買代金 | 6兆3348億23百万円 |
値上り銘柄数 | 1,226銘柄 |
値下り銘柄数 | 392銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 89.74% |
市況概況
週末の手仕舞いで上下に右往左往する展開
米国株が大幅高、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が大きく買われていたことから、本日の日本市場は買い先行となった。
オプションSQ(特別清算指数)算出も特に影響は少なく、買い気配から始まるものなどもみられ大きく上昇しての始まりとなった。寄り付きの買いが一巡となった後は手仕舞い売りに押されながらも値持ちはよく、下がれば買われ、上がれば売られるという状況で前場の取引を終えた。
昼の時間帯は先物に買戻しが入る場面もあり、後場も堅調な始まりとなった。ただ、寄り付きの買いが一巡となった後は手仕舞い売りに押されるものが多くなり、節目と見られる35,400円を割り込むと一気に35,200円まで下落、さらに戻りが鈍いとなると売り直されて35,000円の節目を割込み、昨日の終値を割り込むような展開となった。
3連休を控えた週末ということで手仕舞い売りが優勢となり、大幅安となる場面もあったが、その後は買い戻しも入り、結局は35,000円台で堅調な引けとなった。
小型銘柄も前場は値持ちがよかったものの後場から手仕舞い売りに押されて大きく売られるものが目立った。グロース250指数やグロース株指数は大幅安だった。先物は朝方から散発的な売り買いは見られ、指数を動かす場面もあったが、後場に入るとヘッジ的な売りも含めてまとまった売りが散見され、指数を押し下げる要因の一つとなった。
落ち着いたかと思われたが、3連休を控えた週末ということで持高調整の売り買いに振らされる形となった。米国市場次第、為替次第ということなのだろうが、好決算銘柄などの買い直しも期待され、少しは落ち着いた動きとなると思う。下がれば割安銘柄などを中心に買われ、上がれば割高銘柄などを中心に買われ、34,000円~36,000円での保ち合い相場なのだと思う。
テクニカル分析
日経平均
大きな保ち合いで落ち着きどころを探っている感じだ。移動平均線からの乖離も大きく、下がれば買いが入るのだろう。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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