日経平均 | 37,388.62円 ▼674.05円 |
為替 | 1ドル=145.52円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 18億9,905万株 |
売買代金 | 4兆1613億54百万円 |
値上り銘柄数 | 252銘柄 |
値下り銘柄数 | 1,374銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 107.23% |
市況概況
週末の大幅高の反動や円高を嫌気して今度は大暴落
週末の米国株は堅調だったが、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が円高を嫌気して売られたことから、本日の日本市場は売り先行となった。ただ、寄り付きの売りが一巡となった後は円高一服となったこともあり、買い戻しなども見られ、38,000円の大台を回復して堅調となる場面もあるなど、値持ちの良い展開となった。
昼の時間帯は再度売り直されるような雰囲気で、後場も前場の終値を下回り、38,000円を下回って始まった。その後も戻りは鈍いと見られると手仕舞い売りに押されるものが多くなり、前場の安値を下回ると一気に売りが嵩みさらに下値を試す動きとなった。
夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が一時37,300円台をつけていたこともあり、いったん売られ始めると売り急ぐ動きから売りが売りを呼ぶような展開となって大きな下落となった。最後まで売りが止まらず安値圏での引けとなった。
小型銘柄は朝方は出遅れ銘柄や値動きの軽い銘柄などが買われて総じて堅調だったが、後場に入ると手仕舞い売りに押されるものが多くなった。グロース250指数やグロース株指数は堅調ながらも上値は限られた。先物はまとまった売り買いが散発的に見られて指数を動かす場面も散見されたが、昼休み時間から手仕舞い売りを急ぐような場面も多くなり、指数を下押す要因の一つとなった。
大幅高の反動ということもあるが、為替に反応している面も否めない。円安効果で好調な決算となった企業も多く、円高基調が確認されると今のうちにということで戻り売りが嵩むのだろう。戻れば売りというような銘柄も多くなりそうなので、全体としては上値の重さが嫌気されて再度下値を試すということなのだろう。買われすぎ銘柄や目先的に戻し過ぎた銘柄が売られると思う。
テクニカル分析
日経平均
25日移動平均線に上値を押さえられた形となった。ここから下落が始まる基準線にサポートされるかどうかを確認することになるのだろう。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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