日経平均 | 38,062.67円 △1,336.03円 |
為替 | 1ドル=148.90円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 20億5,172万株 |
売買代金 | 4兆9974億84百万円 |
値上り銘柄数 | 1,536銘柄 |
値下り銘柄数 | 90銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 111.76% |
市況概況
米国の景気鈍化懸念が薄れたことが好感されて買い直され大幅高
米国株が大幅高となったことで夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が高く、本日の日本市場は買い先行となった。
寄り付きの買いが一巡となった後も買戻しを急ぐ動きなども見られ上値を試す展開となった。節目と見られる38,000円まで一気に抜けるということでもなかったが、25日移動平均線まで戻すという状況で指数に影響の大きな銘柄や割安銘柄に買いが入り大幅高となった。
昼の時間帯も買いもの勝ちで、後場も上値を試すような動きとなった。それでもさすがに38,000円を意識して上値も重く、下がれば買いが入るのだが買い切れないという状況で高値圏での保ち合いとなった。最後まで買い気は衰えず、少し下がればすかさず買いが入るという状況で買戻しを急ぐ動きも見られ、一気に38,000円を超えて高値圏での引けとなった。
小型銘柄も売り一巡感もあり総じて堅調だった。グロース250指数やグロース株指数は大幅高となった。先物は散発的にまとまった買いが見られて指数を押し上げる場面もあり、引けを意識する時間帯からは買戻しをを急ぐ動きで先物主導での上昇となった。
経済政策などへの懸念は残るものの米国の景気鈍化懸念が薄れたことで為替も円安となり、さらに上値を試す動きとなった。
特に買い急ぐ要因があったということでもないのだが、売り一巡となったことで戻り売りをこなしながら、買いが買いを呼ぶというような場面もあって指数先行で大きな上昇となった。さすがにいったんは上値も重くなり、少なくとも上げ一服で日柄の調整は見られるだろう。
テクニカル分析
日経平均
一気に基準線を抜けて25日移動平均線も抜けるような展開となった。目先的な過熱感は見られ、さすがに75日移動平均線では上値を押さえられると思う。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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