日経平均 | 38,062.92円 △674.30円 |
為替 | 1ドル=145.52円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 19億0,639万株 |
売買代金 | 3兆9630億92百万円 |
値上り銘柄数 | 1,488銘柄 |
値下り銘柄数 | 129銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 109.72% |
市況概況
米国株高や円安を好感して大幅高だが上値も重い
米国株が堅調、特に半導体関連銘柄などハイテク銘柄が買われて夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が大きく上昇していたことから、本日の日本市場は買い先行となった。ただ、寄り付きの買いが一巡となった後はいったん上値の重さを確認するような動きで上げ幅を縮小、かと言って値持ちもよく何とか38,000円台まで戻して前場の取引を終えた。
昼の時間帯は先物にヘッジとみられる買いも見られ、後場は上値を試すような始まりとなった。それでも買いは続かず上がれば売られるという状況でじりじりと上げ幅を縮小、38,000円まで下がると買われ持ち直す展開だった。その後は値持ちもよく高値を試す動きかと思ったが、最後は手仕舞い売りもあってかろうじて38,000円台での引けとなった。
小型銘柄は値動きの軽さが好感されて買われるものも多く、総じて堅調だった。グロース250指数やグロース株指数は大幅高だった。先物はまとまった売り買いも散発的に見られ、指数を動かす場面もあったが、朝方からの買いが一巡となった後は、上がれば売りというような感じでもあり、上値を押さえる要因ともなっていた。
大幅高、大幅安の繰り返しで何とも指数の動きが落ち着かない状況が続いている。為替次第ということでもあるのだが、その為替が金利とは関係なく動くような場面も多く、まだまだ方向感に乏しい展開が続くのだと思う。戻り一服からの保ち合いで日柄調整となると思われる。個別には買われすぎ銘柄を中心に戻れば売りというスタンスで売られすぎ銘柄は下がれば買いということなのだと思う。
テクニカル分析
日経平均
25日移動平均線を抜けた形ではあるが、38,000円台になると上値は重くなる。75日移動平均線を意識すれば売られるのだろうし、25日移動平均線のサポートを確認するような場面も多くなりそうだ。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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