この記事は2024年9月4日(水)に「羊飼いのFXブログ」で公開された「井口喜雄氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。


FXトレード戦略
(画像=tope007/stock.adobe.com)

2024年9月4日(水)の午後13時すぎにトレイダーズ証券の井口喜雄さんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。

井口喜雄
トレイダーズ証券市場部ディーリング課。認定テクニカルアナリスト。1998年より金融機関に従事し、ディーリング業務に携わる。2009年からみんなのFXに在籍し、ドル円や欧州主要通貨を主戦場にディーリング業務を行う。ファンダメンタルズからみた為替分析に精通してるほか、テクニカルを利用した短期予測にも定評がある。

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現在の為替相場の傾向や相場観

FRBボードメンバーから米働市場に対して警戒する声が聞こえてくる中、今週は重要な米雇用指標が並んでおり、注目度は高い。

まず、昨日3日(火)のISM製造業は予想を下回ったものの、雇用部門で前回より数値が改善したことは好材料。

本日4日(水)より、JOLTS求人、明日5日(木)はADP、新規失業保険申請件数、ISM非製造業、明後日5日(金)はメインイベントとなる米雇用統計を控える。

また、昨日3日(火)はNVIDIAに対して米司法省が独禁法調査を本格化との報道でマーケットは警戒感を強めている。

現在の為替相場の戦略やスタンス

米ドル/円はボラタイルなマーケットが続いており、特別材料がない時でも簡単に40~50pips飛ぶ時もあるのでまだマーケットが薄いのだろう。

幸い日足レベルでは実体が大きいので短期であれば飛距離を出せるトレードポイントはある。明後日6日(金)の米雇用統計までは、大きめのレンジで待ち構えつつ、良く動くのでついて行きたい。

また、NVIDIA発でマーケットが崩れる展開があれば、大きな値動きとなるため円やフランが買われるリスクは想定しておきたい。

▽米ドル/円 の日足チャート

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(画像=羊飼いのFXブログ)

※当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。