この記事は2024年9月19日に「CAR and DRIVER」で公開された「スターリングシルバーのエンジンカバーを採用したシボレー・コルベットの限定モデルが日本上陸」を一部編集し、転載したものです。
シボレー・コルベットの限定モデル「シルバーフレイムシリーズ」が日本で発売。V8エンジンのヘッドカバーをスターリングシルバーで彩ったうえで、クーペではビジブルカーボンファイバーの装飾パネルをエンジンを囲うように施し、コンバーチブルではルーフ開閉時にエンジンヘッドを垣間見ることができるクリアウィンドウ付エンジンベイパネルを採用。販売台数は計40台の限定
ゼネラルモーターズ・ジャパンは2024年9月18日、シボレー・ブランドの旗艦スポーツカーであるコルベットに特別仕様車の「シルバーフレイムシリーズ(SILVER FLAME SERIES)」を設定し、同日より販売を開始した。販売台数は計40台の限定だ。
車種展開および販売台数は以下の通り。
■エクステリアカラー:アクセラレートイエローメタリック
クーペ3LT:1770万円(販売台数10台)
コンバーチブル:1920万円(販売台数10台)
■エクステリアカラー:カーボンフラッシュメタリック
クーペ3LT:1770万円(販売台数10台)
コンバーチブル:1920万円(販売台数10台)
本年3月に発売した「エディション・サーヴⅠ(EDITION CERV I)」および「ヘリテージ・エディション(HERITAGE EDITION)」、本年7月に発売した「レッドフレイムシリーズ(RED FLAME SERIES)」に続く、コルベットの限定モデル第3弾となる「シルバーフレイムシリーズ」は、初代コルベット(C1)に搭載されたエンジンのラジエーターサブタンクが印象的なシルバーであったことに敬意を表し、スターリングシルバーのエンジンカバーを纏った“LT2”V8エンジンを採用したことがトピック。また、クーペではビジブルカーボンファイバーの装飾パネルをエンジンを囲うように施し、コンバーチブルではルーフ開閉時にエンジンヘッドを垣間見ることができるクリアウィンドウ付エンジンベイパネルを配備して、美しい輝きを放つシルバーフレイムエンジンを愛でることができるようアレンジする。トップ部はクーペにLED照明付きSMCルーフパネルを、コンバーチブルにリトラクタブルハードトップ(カーボンフラッシュメタリックナセル/ボディカラーウィンドシールドヘッダー/Aピラー/ルーフパネル/トノーパネル)を組み込んだ。
ボディカラーごとにシルバーフレイムシリーズの概要を紹介していこう。
まず、長年に渡りコルベットがレースカーで使用してきた伝統のイエローを現代的に再現したアクセラレートイエローメタリックを纏う仕様は、通常のイエローでは表現できない特別色ならではの上質な発色に加えて、ブラックのエクステリアアクセントをボディ各所に効果的に配して、限定モデルならではの特別感を創出。さらに、クロームエクステリアバッジパッケージ(エンブレム/ネームプレート)や5-オープンスポーク カーボンフラッシュペインテッド マシンドエッジ アルミホイール、イエロー塗装ブレーキキャリパーなどを特別装備してスペシャル感を際立たせた。
インテリアについては、イエローのボディカラーとの美しいコントラストが映えるスカイクールグレー/ジェットブラックの2トーン内装色を採用。ここに、ステルスインテリアトリムパッケージ(スピーカーグリル/エアベント/コンソールトリムプレート)およびカーボンファイバーインテリアトリムやスポーツレザーステアリングホイールなどを配備する。シートにはパーフォレーテッドナパレザーインサートのGT2バケットシートを装着し、合わせてイエローのシートベルトを組み込んだ。
一方でカーボンフラッシュメタリックのボディカラーは、従来のソリッドブラックとは一線を画すメタリックペイントならではの輝きを放ち、ここにコルベットのサーキットパフォーマンスを象徴するスターリングシルバーのフルレングスデュアルレーシングストライプを施して、限定モデルならではの個性を主張する。また、クロームエクステリアバッジパッケージ(エンブレム/ネームプレート)や5-オープンスポーク カーボンフラッシュペインテッド マシンドエッジ アルミホイール、ブライトレッド塗装ブレーキキャリパーなどを特別装備してプレミアム感を強調した。
インテリアに関しては、シックかつ上質なスカイクールグレーの内装色を基調に、ステルスインテリアトリムパッケージ(スピーカーグリル/エアベント/コンソールトリムプレート)およびカーボンファイバーインテリアトリムやスポーツレザーステアリングホイールなどを特別装備。シートにはパーフォレーテッドナパレザーインサートのGT2バケットシートを配備し、合わせてレッドのシートベルトを装着した。
縦置きにミッドシップ搭載されるパワーユニットは基本的に通常モデルと共通で、“LT2”6156cc・V型8気筒OHV直噴VVTエンジン(最高出力502ps/6450rpm、最大トルク637Nm/5150rpm)を採用。トランスミッションには8速DCTを組み合わせている。
(提供:CAR and DRIVER)