ドル円 外為注文情報(FX板情報・オーダー状況)
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本日のひとこと
米・日金融政策ウイークのドル円は前週比3円あまり高い143.90円で着地。週末20日には一時144.50円まで上昇して週初に付けた年初来安値の139.58円から5円に迫る反発を見せる場面もありました。FRBは18日に大方の予想を上回る50bp(0.5%ポイント)の大幅利下げを決めましたが、その前日に3.59%前後まで低下していた米10年債利回りは、FOMCの翌日には3.76%前後へと上昇。NYダウはFOMC後、週末にかけて連日の史上最高値更新とあいなりました。FRBの大幅な利下げで大幅な景気の落ち込みも避けられるというソフトランディング期待がドルをサポートした形で、そこに花を添たのが日銀でした。植田総裁は20日の会見で追加利上げを急がない姿勢を強調。リスクオンの円売りに加え、円買いポジションの巻き戻しを誘発したと考えられます。
米・日金融政策ウイークを終えたことで、市場の次の関心は来週末の米9月雇用統計に向かうことになるでしょう。なお、来週は雇用統計だけでなくJOLT求人件数やADP雇用統計など米労働市場関連の統計が盛りだくさんの雇用統計ウイークです。そうした中で、あえて今週の注目イベントを一つ選べば26日の米新規失業保険申請件数。27日の米8月PCEデフレーターも注目ではありますが、FRBが金融政策の重心をインフレから雇用に移したことを踏まえると、市場もインフレデータより雇用データにより強く反応するのではないでしょうか。
注目の経済指標
<国内>秋分の日の振替休日
なし
<海外>
07:45 8月NZ貿易収支
14:00 8月シンガポール消費者物価指数
16:15 9月仏製造業PMI・速報値
16:15 9月仏サービス業PMI・速報値
16:30 9月独製造業PMI・速報値
16:30 9月独サービス業PMI・速報値
17:00 9月ユーロ圏製造業PMI・速報値
17:00 9月ユーロ圏サービス業PMI・速報値
17:30 9月英製造業PMI・速報値
17:30 9月英サービス業PMI・速報値
21:00 ボスティック米アトランタ連銀総裁、講演
22:00 チポローネECB専務理事、議会証言
22:45 9月米製造業PMI・速報値
22:45 9月米サービス業PMI・速報値
23:15 グールズビー米シカゴ連銀総裁、講演
26:00 カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁、質疑応答
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1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、WEB・新聞・雑誌・テレビ等にコメントを発信。
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