この記事は2024年9月24日(火)に「羊飼いのFXブログ」公開された「志摩力男氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。
2024年9月24日(火)の午後14時すぎに現役トレーダーの志摩力男さんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。
志摩力男
慶應義塾大学経済学部卒。1988年~1995年ゴールドマン・サックス、2006〜2008年ドイツ証券など、大手金融機関にてプロップトレーダーを歴任。そのあと、香港にてマクロヘッジファンドマネージャー。独立後は世界各地のヘッジファンドや有力トレーダーと交流があり、現役トレーダーとして活躍中。
現在の為替相場の傾向や相場観
先週のFOMCにおける米国の大幅利下げ、そしてややハト派的だった日銀政策決定会合を経て、マーケットは結果をどのように解釈していいのか、やや迷っているところがあり、揉み合い期間に入ったように見える。
現在の為替相場の戦略やスタンス
FOMCと日銀の2大イベントを終えて、次に焦点となるのは政治的イベントである週末の自民党総裁選だ。誰が総裁に選ばれるのかに注目したいところ。
最有力候補は3人で、もし高市氏となった場合は、超金融緩和で円安・株高のアベノミクス路線となるだろうし、石破氏ならその反対方向、小泉氏であればニュートラルで市場反応はあまりないということになるだろう。こちらの注目度が高いため、今週は自民党総裁選待ちであまり動きのない週となりそうだ。
▽米ドル/円 日足チャート
※当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。