この記事は2024年10月1日に「CAR and DRIVER」で公開された「8月軽乗用市場は2カ月ぶりの前年実績割れ。N-BOX JOY、スペーシア・ギアの追加で秋市場の活性化に期待!(SUV除く軽自動車販売TOP15・2024年8月)」を一部編集し、転載したものです。
8月軽自動車マーケットは2カ月ぶりの前年実績割れに。
前月は8カ月ぶりに前年実績を上回った(109.7%)軽乗用場車市場。8月は9万1,083台の販売で、前年同月比93.7%と2カ月ぶりに前年実績を下回った。主要ブランドのシェア(カッコ内は販売台数の前年同月比)は、スズキが35.3%(同106.6%)、ダイハツは24.3%(同81.1%)、ホンダは20.0%(同87.5%)、日産は11.4%(同94.7%)。スズキ、三菱(同117.7%)以外は前年実績割れの実績となった。
ホンダ、スズキにアウトドア仕様モデルが追加、三菱デリカギア追撃となるか?
軽乗用車ランキングはホンダN-BOXが3カ月連続の首位。2位には前年比127%と好調、スズキ・スペーシア。先月急上昇のダイハツ・タントは3位を維持している。
また、ホンダ、スズキにアウトドア仕様のモデル追加でマーケットの活性化が期待される。ホンダにはN-BOX JOY、スズキはスペーシア・ギア。三菱デリカミニが3,000台/月レベルの好実績なだけに、各車の販売状況に注目していきたい。
■カー・アンド・ドライバー調べ
(※ジムニーなどのSUVモデルは別カウント)
Writer:カー・アンド・ドライバー編集部
(提供:CAR and DRIVER)