日経平均 | 39,910.55円 △304.75円 |
為替 | 1ドル=149.58円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 20億1,477万株 |
売買代金 | 4兆4380億60百万円 |
値上り銘柄数 | 1,203銘柄 |
値下り銘柄数 | 387銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 110.69% |
市況概況
米国株高や半導体メーカーの好決算を受けて買い先行も上値は重い
日本市場が連休中の米国株が堅調、大きく上昇したことや台湾のTSMC(台湾積体電路製造)が予想を大きく上回る決算を発表して米国でも半導体株が高かったことから、本日の日本市場も買い先行となった。半導体関連銘柄が指数を押し上げる形で日経平均は40,000円台に乗せ、総じて堅調な展開となった。
昼の時間帯は若干手仕舞い売りに押される展開となり、後場も前場の終値を下回って始まった。買戻し一巡から売られるものなども見られ、寄り付きのあとは若干買いが入って40,200円まで戻したが、それ以上に買いが入らず、手仕舞い売りに押されて上げ幅縮小となった。引けを意識する時間帯には心理的な節目である40,000円を割り込んだ。最後は手仕舞い売りに押されるものが多くなり、安値引けとなった。
小型銘柄は手仕舞い売りに押されるものも多く堅調ながらも上値の重いものが多かった。グロース250指数やグロース株指数は堅調だった。先物はまとまった売り買いは散発的に見られ、指数を動かす場面もあったが、大きく方向づけるようなこともなく、寄り付きの買戻しが一巡となったあとは上がれば売られ、下がれば買われると言う状況が続いた。
今日は半導体関連銘柄が指数を押し上げる形となった。意外に円安を好感して買われるようなものが見られず、指数の上昇の割に上値が重いという印象が強かった。あくまでも買戻しが主体と思われ、ここで空売りが積み上がらないと今度は手仕舞い売りに押されることになるのだろう。買戻し一巡となったものから売られるのではないかと思う。
テクニカル分析
日経平均
上に放れて戻りを試す動きとなったが、上髭線となり、ここがいったん天井となった可能性も高い。明日、下に放れて売られるようであれば、当面の天井と考える。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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