日経平均 | 38,104.86円 ▼307.10円 |
為替 | 1ドル=152.18円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 16億5,449万株 |
売買代金 | 3兆5155億29百万円 |
値上り銘柄数 | 260銘柄 |
値下り銘柄数 | 1,352銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 100.33% |
市況概況
円安を嫌気するように見切り売りもかさんで冴えない展開
米国株は引き続きまちまちという状況で、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物は堅調、為替も円安だったが、本日も冴えない始まりとなった。寄り付きの売りが一巡となった後も特に材料がないなかでいったん下値を試し、そして逆に上値を試すと言う始まりとなった。その後は上値の重さを嫌気するように手仕舞い売りに押され下げ渋りはしたものの軟調だった。
昼の時間帯も特に売り急ぐ動きもなかったのだが、前場の終値を下回ってよりつき、前場の安値を下回ると上がらないから売るというような感じで一気に38,000円を割り込む水準まで売られた。
さすがに目先的な売られすぎ感から買戻しも入ったが戻りは鈍く、冴えない展開が続いた。引けを意識するところでは買戻しも見られ、下げ渋りとなったが、結局最後は手仕舞い売りに押されて安値圏まで下落となったが、最後の最後は買戻しも入り、若干下げ幅縮小して下げ渋りの引けとなった。
小型銘柄は終始手仕舞い売りに押されて冴えない展開となるものが多かった。グロース250指数やグロース株指数は大幅安だった。先物は散発的にまとまった売り買いが見られたが、売りに敏感に反応する場面が多かった。下がるから売ると言うような動きも見られ、指数を下押す要因の一つとなった。
夜間取引で堅調で日中取引で売られるというような状況が続いており、本日で11日連続で陰線となった。空売りが積み上がらず、踏み上げられるものがほとんどなく、買い気に乏しい中でちょっとした手仕舞い売りに押されるという状況だ。そろそろ底堅さが見られて反発となるのだろうが、戻りの鈍さを嫌気しては売られるということがもう少し続くのではないかと思う。
テクニカル分析
日経平均
25日移動平均線や75日移動平均線を割り込み、かろうじて基準線にサポートされた形ではあるが、基準線がいったん上昇するとことでもあり、25日移動平均線や基準線、そして75日移動平均線に上値を押さえられながら下値模索となるのだろう。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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