この記事は2024年10月29日に「CAR and DRIVER」で公開された「9月軽乗用市場は2カ月ぶりの前年実績超え。N-BOX が2万4953台を販売で首位独走!(SUV除く軽自動車販売TOP15・2024年9月)」を一部編集し、転載したものです。
9月の軽乗用車マーケットは、かろうじて前年実績超え
7月、8カ月ぶりに前年実績を上回った軽乗用場車市場は、先月8月は再び前年割れ(93.7%)、需要期にあたる9月は12万5,813台の販売で、前年同月比100.2%と2カ月ぶりに前年実績を上回った。主要ブランドのシェア(カッコ内は販売台数の前年同月比)は、スズキが33.8%(同110.9%)、ダイハツは21.4%(同75.7%)、ホンダは23.6%(同112.6%)、日産は12.6%(同12.6%)。ダイハツ、スバル、トヨタ以外は前年実績超えとなった。
ホンダN-BOXが2万4953台を販売、首位独走。
軽乗用車ランキングはホンダN-BOXが4カ月連続の首位。2万5000台近いセールス(前年同月比121%)は2位に大きく差をつけた。生産状況にもよるが、9月末に発表となったN-BOX JOYは10月以降のセールスにどう影響を与えるか興味深い。2位のスズキ・スペーシアは9,000台の差をつけられてものの、同比135%と前年を大きく上回り、好調を維持。N-BOX JOY同様、アウトドア志向のスペーシア・ギアは9月20日発売。三菱デリカ・ミニを加えたアウトドア志向モデルの動向にも注目だ。
■カー・アンド・ドライバー調べ
(※ジムニーなどのSUVモデルは別カウント)
Writer:カー・アンド・ドライバー編集部
(提供:CAR and DRIVER)