ポーラ・オルビスホールディングス(以下、ポーラ・オルビスHD)は11月11日、2024年12月期の第3四半期の累計決算を発表した。売上高は1253億9500万円(前年同期比1.1%減)、営業利益は108億1700万円(同9.2%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は69億4800万円(同25.2%減)と減収減益だった。
セグメント別では、「ポーラ(POLA)」「オルビス(ORBIS)」を基幹ブランドとするビューティケア事業の売上高は前年同期から1.4%減の1232億6000万円、営業利益は同0.2%増の117億700万円だった。「ポーラ」「オルビス」の海外事業は、中国での景気減退で前年実績を下回った。「ジュリーク(Jurlique)」も同様に中国での売上高は前年を下回った。
不動産事業の売上高は前年同期比1.2%増の15億5700万円、営業利益は同86.7%減の4億2000万円だった。一部テナントの退去やポーラ青山ビルディングの竣工にともなう費用の計上などにより大幅な減益となった。 ポーラ・オルビスHDの2025年12月期の連結業績予想は、売上高は1735億円(前年同期比0.1%増)、営業利益は145億円(同9.8%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は116億円(同20.0%増)としている。