日経平均 | 39,367.58円 △207.08円 |
為替 | 1ドル=151.11円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 18億3,924万株 |
売買代金 | 3兆9325億25百万円 |
値上り銘柄数 | 703銘柄 |
値下り銘柄数 | 874銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 105.21% |
市況概況
買い先行だが相変わらず上値が重い
米国株は軟調だったが、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が堅調で本日の日本市場は買い先行となった。ただ、寄り付きの買いが一巡となると「いつものように」上値を買い上がるような動きも見られず、上値の重さが嫌気されると手仕舞い売りに押されて上げ幅縮小となった。それでも昨日の終値を意識すると下げ渋り指数は小動きで前場の取引を終えた。
昼の時間帯は若干買戻しなども見られて堅調で、後場もしっかりとした始まりとなった。特に売り急ぐ動きも見られず、値持ちの良さを好感して買戻しが入るという状況で前場の高値を意識するようなところまで戻した。
ただ、相変わらず上値の重い状況は変わらず、上値の重さが嫌気されると上げ幅を縮小、それでも今度は39,300円を割り込むと買われるという形となった。最後は買戻しを急ぐ動きで高値圏を意識した引けとなった。それでも値下がり銘柄数は前場よりも増えていた。
小型銘柄は手仕舞い売りに押されるものが多く、総じて軟調だった。グロース250指数やグロース株指数は軟調だった。先物はまとまった売り買いが散発的に見られて指数を押し上げ、押し下げる場面もあったが、断続的に売り買いが出るということでもなく、方向感には乏しい展開だった。引き続き上がれば売られ、下がれば買われるという状況だった。
堅調ではあるものの上値が重く、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が高くても上値が重いという展開が続いている。上値が重いから買い切れず、買い切れないから上値が重いという状況だ。売り買いを急ぐような手掛かりもなく、保ち合い継続ではあるのだが、ちょっとした材料で動き始めると上でも下でも大きな動きとなるのだと思う。
テクニカル分析
日経平均
相変わらず陰線続きで上値の重さが確認されている形だ。いったん25日移動平均線や基準線を割り込んで75日移動平均線や雲のサポートを確認するような場面もあるのではないかと思う。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。