日経平均 | 39,091.17円 ▼304.43円 |
為替 | 1ドル=149.91円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 15億7,012万株 |
売買代金 | 3兆5595億11百万円 |
値上り銘柄数 | 678銘柄 |
値下り銘柄数 | 905銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 98.91% |
市況概況
半導体株を中心に手仕舞い売りに押される
米国株が軟調となったが、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が意外にしっかりとしていたこともあり、本日の日本市場は堅調な始まりとなった。
ただ、寄り付きの買いが一巡となった後は手仕舞い売りに押されるものが多く、じりじりと値を下げる展開となった。何に反応しているということでもなく、今週買われていたものが売られ、売られていたものが買い戻され、軟調ながらも何とか39,000円を維持して下げ渋りとなって前場の取引を終えた。
昼の時間帯も特に動きは見られず、後場も下げ渋りの始まりとなった。その後は戻りが鈍いことから売り直され、39,000円を割り込むと一気に下値を試す展開となった。
それでも39,000円を割り込んだことで売られた後は買戻しも入り再度39,000円台を回復、下げ渋りながら指数は小動きとなった。その後も39,000円を割り込むと買われるという展開で下げ渋り、39,000円台を維持して推移し、下げ渋っての引けとなった。
小型銘柄も手仕舞い売りに押されるものが多く、総じて冴えない展開となった。グロース250指数やグロース株指数は軟調だった。先物はまとまった売り買いも散発的に見られて指数を下押す要因となったが、特に方向感が出るというよりは下がるから売るというような雰囲気だった。
週末の手仕舞い売りに押される形となった。米国株安ではあったものの特に売り急ぐ材料がないなかで今週堅調な展開となっていたものが売られて総じて冴えない展開となった。
世界的な政治の混乱も見られ、買い材料も乏しいなかで月初の買いが一巡となった後は戻れば売りということなのだろう。今晩の米国市場の動きにもよるが、保ち合い相場が継続するものと思われ、上がれば売られ、下がれば買われる状況には変わりないと思う。
テクニカル分析
日経平均
25日移動平均線や基準線、先行スパン1(雲の上限)を意識して下げ渋りとなったが、ここを割り込むかどうかということになる。割り込めば再度38,000円前後までの調整となるのだろうし、ここで下げ止まれば再び39,500円を試すような展開になるのだろう。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。