| 日経平均 | 39,894.54円 ▼386.62円 |
| 為替 | １ドル＝157.94円 |
| 売買高（東証プライム、以下同） | 17億1,038万株 |
| 売買代金 | 3兆6011億09百万円 |
| 値上り銘柄数 | 640銘柄 |
| 値下り銘柄数 | 954銘柄 |
| 騰落レシオ（25日） | 107.13％ |
市況概況
大納会は手仕舞い売りに押された
先週末の米国株が軟調だったが、本日の日本市場は買い先行となった。ただ、寄り付きの売り買いが一巡となった後は買戻し一巡から手仕舞い売りに押される銘柄も多く総じて冴えない展開となった。先週木曜日や金曜日のようにまとまった指数先行での買いも見られず、年末の手仕舞い売りに押されて節目と見られる40,000円を割り込んで前場の取引を終えた。
昼の時間帯も特に動きはなく、後場に入ると閑散としたなかで手仕舞い売りに押されて下げ幅を拡大するものが目立った。大納会でのご祝儀買いなども見られず、年始の相場に期待する動きもなく、閑散小動きという状況で参加者の少ないなかで手仕舞い売りに押された。結局最後まで買い気は見られず、安値圏での引けとなった。
小型銘柄も手仕舞い売りに押されるものも見られたが、売り物も特に嵩んでいるということでもなく、まちまちだった。グロース250指数は小幅安、グロース株指数は小幅高だった。先物はまとまった売り買いは少なく、指数を大きく動かすことはなかったが、ヘッジと見られるようなまとまった売りも散見され、指数の上値を押さえるような場面もあった。
先週の大幅高の反動もあり、年末の手仕舞い売りに押された。実質的に休日のような雰囲気で参加者も少なく、先週末に見られたような投資信託などの買いも見られず、閑散としたなかで買い気に乏しい展開となった。年始の買いは期待されるものの休日中の米国株次第という感もあり、日本市場で独自の買い材料もなく、利上げ懸念などが取りざたされれば大きく下押すこともありそうだ。空売りが積み上がれば踏み上げ相場も期待されるが、買戻し一巡となると冴えない展開となるのだろう。
テクニカル分析
日経平均
移動平均線からの乖離が大きくなったところでかぶせ線となり、いったん25日移動平均線や基準線までの調整は見られると思う。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。
