日経平均 | 40,281.16円 △713.10円 |
為替 | 1ドル=157.73円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 22億1,970万株 |
売買代金 | 4兆3282億95百万円 |
値上り銘柄数 | 1,362銘柄 |
値下り銘柄数 | 250銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 108.41% |
市況概況
持高調整の買い、月初・年初の買い期待で買われ大幅高
米国株はまちまちとなり、円安一服となったが、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が高くなった。それでも本日の日本市場は堅調ながらも上値の重い始まりとなり、昨日同様に寄り付きの買いが一巡となった後も買戻しを急ぐ動きなどもあり、堅調な展開となった。投資信託など機関投資家と思われるような買いが見られて指数を押し上げ大幅高で前場の取引を終えた。
昼の時間帯も特に材料があったわけではないが、買いが入り、後場も前場の高値を上回って始まった。その後も下がれば買い、上がらなければ買い、上がれば買いという感じで指数先行で買われた。年初からの株高期待ということで持高調整の買いが見られた。株を枕に年を越すということはないと思っていたが、上値の節目を抜け、10月高値を抜けて上値を試す動きとなった。さすがに最後は手仕舞い売りに押され、高値圏ではあるものの上げ幅縮小しての引けとなった。
小型銘柄も買戻しを急ぐ動きなども見られて大きく上昇するものが目立った。グロース250指数やグロース株指数は大幅高だった。先物はまとまった買いが散発的に見られ、上がるから買う、買うから上がると言う状態で指数を大きく押し上げる要因となった。
連日の大きな上昇となった。特に買い上がる材料があるわけではないのだが、今年の初めに急騰となったことや米トランプ次期大統領に対する期待。景気浮揚策に対する期待などから買われたと思われる。ただ、投資信託や年金の買いではないかと思われ、それに目先筋の外国人が参加して買い上がられたということだろう。年末の持高調整の現物買いということなのだと思う。
テクニカル分析
日経平均
一気に10月の高値を抜けて上値追いとなった。移動平均線や基準線からの乖離も大きく、いったん上値の重い展開となるのだろう。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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