日経平均 | 39,981.06円 ▼102.24円 |
為替 | 1ドル=158.06円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 19億2,276万株 |
売買代金 | 4兆4624億64百万円 |
値上り銘柄数 | 389銘柄 |
値下り銘柄数 | 1,217銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 101.34% |
市況概況
半導体株が堅調で指数は下げ渋り
米国株が軟調、特にナスダック指数が大きく下落したことから夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が売られ、本日の日本市場は売り先行となった。
それでも寄り付きの売りが一巡となった後は買戻しなども見られて戻りを試す動きとなった。40,000円意識すると戻り売りも嵩み上値も重くなり、本日の高値圏ながらも40,000円手前で前場の取引を終えた。半導体株が昨日に続いて買われ、指数を押し上げ、下げ渋り感が出ていた。
昼の時間帯も買戻しなどが見られ、後場は40,000円を超えての推移となった。ただ、40,000円を超えると売られ、割り込むと買われる状況が続き、全く指数に方向感は見られなかった。前場同様に半導体株の買戻し以外に買い上がるような動きは見られないものの、逆に売り急ぐということでもなく総じて冴えない展開が続いた。結局最後は手仕舞い売りに押されて40,000円を割り込み、後場の安値圏での引けとなった。
小型銘柄は幕間つなぎ的に買われるものなども見られて総じてまちまちという雰囲気だった。グロース250指数やグロース株指数は冴えないながらも堅調な展開が続いた。先物はまとまった売り買いも少なく、指数を大きく動かすことも方向づけるようなこともなかった。基本的には上がれば売られ、下がれば買われるということでオプションSQ(特別清算指数)算出に絡むような動きも見られなかった。
年初の買いが入っている感じでもなかったのだが、売りが少なく、案外値持ちの良い展開となった。それでも現状ではまだ40,000円水準が高値と言う意識もあり、上値を買い上がることもなさそうだ。上がれば売られるという状況には違いなく、半導体株などが買戻し一巡となると再度下値を試すことになるのだろう。
テクニカル分析
日経平均
40,000円を超えて買い上がるということでもなく保ち合いという感じだ。昨年末の高値を抜け切れず、再度25日移動平均線や基準線までの下落となるのだと思う。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。