日経平均 | 40,083.30円 △776.25円 |
為替 | 1ドル=157.79円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 20億4,775万株 |
売買代金 | 4兆9382億59百万円 |
値上り銘柄数 | 815銘柄 |
値下り銘柄数 | 762銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 109.89% |
市況概況
大幅下落の反動もあり大幅高
前日までの急落の反動や米国での半導体株高、台湾受託製造メーカーの好決算などから半導体株が買われ買い先行となった。
買い気配から始まる物なども見られ、寄り付きの買いが一巡となった後はいったん上値の重さも見られたものの、年初の買いも入ったようで、下がらないから買う、上がるから買うということで買われ、さすがに40,000円を付けたところでいったん上げ幅縮小となったものの切り返して40,000円を超え、高値圏で前場の取引を終えた。
昼の時間帯には若干手仕舞い売りに押される場面も見られ、後場に入ってからも値持ちは良いものの上値の重さを確認して上げ幅縮小となった。それでも何とか40,000円台を維持したまま引けを意識する時間帯まで値持ちの良い展開が続いた。
特に買い上がる材料があったということでもないと思うのだが、半導体株が買戻しも交えて大きく上昇、指数を押し上げる展開となった。最後は手仕舞い売りに押されるものが多くなり、さすがに半導体株だけでは支えきれず、40,000円台を維持したものの上値の重さを確認する引けとなった。
小型銘柄は指数先行での上昇について行けない面もあり、堅調ながらも上値の重い銘柄が目立った。グロース250指数やグロース株指数は堅調ながらも上値も限定的だった。先物はまとまった買いが散発的に見られ、指数を押し上げる要因となっていた。先高期待と言うよりはヘッジや買戻しが主体と思われるが、売り急ぐ動きがないということで指数を押し上げた。
年初の買いがようやく見られたことで大きな上昇となったが、半導体株だけの上昇ということで特に相場自体が堅調ということでもないようだ。思ったよりも年初の買い=インデックス買いが少ないように思われ、慎重に買っているということだろう。NISAの買いなども期待されるので、底堅さは見られるだろうが、ここで空売りが積み上がらなければ再度下値を試すことになるだろう。
テクニカル分析
日経平均
再度上値を試す動きとなったが、12月の高値を抜け切れず、上値の重さを確認することとなった。ここで12月高値を抜けないと再度25日移動平均線や基準線までの下落は見られるだろう。
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