動画配信期間:公開日から2週間
動画の内容をギュッと要約
主なポイント:
1. 円高基調の背景
- 世界的な不安要因により円が買われている
- 日経平均は今年のマイナス市場の一つ
- 日本が賞賛されて日本円が買われているわけではない
2. 世界情勢
- 米欧の分断が深まっている
- ウクライナ紛争関連の外相会談でウクライナや周辺国が参加していない
- フランスの新聞ではアメリカとの分離を示唆する声もあがる
3. トランプ政権の影響
- 世界経済への不安が残る
- メキシコとの関税交渉が注目点
- ニクソンショック時と似た政策(関税引き上げ、対外援助中止等)
4. 各国・地域の状況
- 欧州株式市場は好調(ドイツDAXは14%高)
- 香港市場も強い(AI関連株が牽引)
- メキシコは関税交渉が焦点
5. 日本経済
- 2024年通年成長率は0.1%
- 日銀は利上げに意欲的
- 物価上昇(特に米価とガソリン)が課題
結論:
- 世界的な不安要因により円高基調が続く見込み
- ただし、過去のような急激な円高には至らない可能性
- 円高と株安という日本にとって厳しい状況が当面続く
- メキシコとの関税交渉が今後の市場動向の重要な指標となる
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野村雅道氏
FX湘南投資グループ代表 1979年東京大学教養学部を卒業後、東京銀行(現三菱UFJ銀行)入行。82年ニューヨーク支店にて国際投資業務(主に中南米融資)、外貨資金業務に従事。85年プラザ合意時には本店為替資金部でチーフディーラーを務める。 87年米系銀行へ転出。外資系銀行を経て欧州系銀行外国為替部市場部長。外国為替トレーディング業務ヴァイスプレジデントチーフディーラーとして活躍。 財務省、日銀および日銀政策委員会などの金融当局との関係が深く、テレビ・ラジオ・新聞などの国際経済のコメンテイターとして活躍中。為替を中心とした国際経済、日本経済の実践的な捉え方の講演会を全国的に行っている。現在、FX湘南投資グループ代表。
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