日々是相場
(画像=VectorSpace/PIXTA)
日経平均 37,331.18円 ▼454.29円
為替 1ドル=149.42円
売買高(東証プライム、以下同) 20億4,297万株
売買代金 4兆8665億88百万円
値上り銘柄数 513銘柄
値下り銘柄数 1,070銘柄
騰落レシオ(25日) 102.19%

市況概況

米国株安を受けて再度下値を試す展開に

米国株が大きく売られたことから本日の日本市場は売り先行となった。寄り付きは案外下げ渋り感もあったのだが、37,200円~300円の水準を割り込むと一気に売られ、37,000円を割り込んで36,800円を意識するような先週末の安値水準まで下落となった。さすがにそこからは買戻しも入り37,000円を超えて前場の取引を終えた。

昼の時間帯も買戻しも見られて下げ渋り、後場も下げ渋りから始まり、値持ちが良いことから買戻しや値ごろ感からの買いも入って下げ幅縮小となった。それでも買い急ぐようなこともなく、37,300円台では戻り売りに押されて上値も重く、結局最後まで大幅安水準での動きとなった。日経平均主導の下落という状況で、TOPIXは下げ渋り感が強かった。

小型銘柄も手仕舞い売りに押されるものが多く、グロース250指数やグロース株指数は大幅安だった。先物もまとまった売りが散発的に見られた後は特に売り買いを急ぐこともなく、上がれば売られ、下がれば買われる状況だった。指数をけん引することもなく右往左往した相場だった。

大幅下落と大幅反発が繰り返された形だ。根底には日米のスタグフレーション懸念が強いということだろう。ここから米国の経済指標などへの反応も敏感になってくると思う。ただ、37,000円台が真空地帯という状況であったものを埋めるような保ち合いとなるのではないかと思う。指数に影響の大きな買われすぎ銘柄は戻れば売りという状況が続くのだろう。

テクニカル分析

日経平均

長い下髭線で底入れとなった可能性もある。38,000円を超えれば毛抜き底での底入れ確認となる。

▽詳しくは解説動画をご覧ください。

当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。