「グッチ」のアーティスティック・ディレクターに「バレンシアガ」のデムナ・ヴァザリアが就任
(画像=「セブツー」より引用)

ケリング(Kering)は3月14日、「グッチ(GUCCI)」のアーティスティック・ディレクターに「バレンシアガ(Balenciaga)」のデムナ・ヴァザリア(Demna Gvasalia)を起用すると発表した。デムナ・ヴァザリアは現在、「バレンシアガ」のアーティスティック・ディレクターを務めており、7月初旬の就任を予定している。

「グッチ」はサバト・デ・サルノ(Sabato De Sarno)がクリエイティブ・ディレクターを務めていたが2月6日に退任、後任には「セリーヌ(CELINE)」を退任したエディ・スリマン(Hedi Slimane)や「ディオール(Dior)」を退任したキム・ジョーンズ(Kim Jones)などの名前が取り沙汰されていた。

デムナ・ヴァザリアは今回の就任について、「グッチ・ファミリーに加わることができて本当に興奮しています。私が深く尊敬し、長年憧れてきたブランドに貢献できることは光栄です」と述べている。

現在、日本に滞在中の会長兼CEOフランソワ・アンリ・ピノー(François-Henri Pinault)は、「デムナが業界、バレンシアガ、そしてグループの成功に果たした貢献は計り知れません。彼の創造力は、まさにグッチが必要としているものです。過去10年間に彼が成し遂げてきたことすべてに感謝するとともに、彼がグッチの新しいアートディレクションを形作っていくのを見るのを楽しみにしています」とコメントしている。