「ジンズ」がモンゴルでフランチャイズ展開 今期業績予想は大幅に上方修正
(画像=「セブツー」より引用)

アイウェアブランド「ジンズ(JINS)」を手掛けるジンズホールディングス(以下、ジンズHD)は4月11日、2025年8月期の中間期決算を発表した。売上高は448億3200万円(前年同期比17.9%増)、営業利益は51億5500万円(同101.1%増)、親会社株主に帰属する中間純利益は37億8500万円(同143.2%増)と大幅な増収増益だった。

ジンズHDは2月末時点で国内509店舗、海外252店舗の合計761店舗を展開しており、国内事業の売上高は347億8100万円(前年同期比20.2%増)、海外事業の売上高は100億5100万円(同10.7%増)を計上しており、国内外ともに2桁の成長だった。

ジンズHDは同日、2025年8月期の連結業績予想の修正を発表しており、売上高は925億3200万円(修正前は901億円、前年比11.5%増)、営業利益は108億500万円(同85億円、同37.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は72億500万円(同52億3000万円、同54.2%増)としている。過去最高だった2024年8月期決算をさらに更新する見込みで、売上高は前期から100億円積み増す。

また、ジンズHDはモンゴルへの進出も発表しており、モンゴルで最大のコングロマリットのタワン・ボグド・グループ(Tavan Bogd Group)のグループ企業のUBP LLCとフランチャイズ契約を締結する。UBP LLCはモンゴルで紙製品の製造や出版、印刷を手掛けており、同社は8月から「ジンズ」ブランドをモンゴルで展開する。